[適用病害虫の範囲及び使用方法]
作物名 | 適用病害虫名 | 希釈倍率 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | シイタケ菌糸体 抽出物を含む農薬の総使用回数 |
トマト ミニトマト ピーマン とうがらし類 すいか・メロン |
モザイク病感染 | 10倍 | 10a当り 100ℓ |
収穫前日まで | ー | 移植及び各作業(摘芽、誘引など) の直前に散布 |
ー |
ピーマン とうがらし類 すいか・メロン |
原液 | ー |
管理作業時 | 手指、器具を薬液に浸漬し、濡れた状態で使用 | |||
たばこ | 5〜10倍 | 育苗箱当り500㎖ | 移植前 | 散布 | |||
シンビジウム | 原液〜3倍 | ー | 株分け時 | 株の10分間浸漬 | |||
原液 | 管理作業時 | 手指、器具を薬液に浸漬し、濡れた状態で使用 | |||||
きゅうり | 48時間種子浸漬 | ||||||
稲 | 根部生育促進 | 1000倍 | 催芽前 | 48時間種子浸漬 | |||
苗 (箱育苗) |
500倍 | 育苗箱 (30×60×3㎝) 使用土壌約5ℓ) |
出芽揃期〜移植5日前 | 灌注 | |||
日本芝 (こうらいしば) 西洋芝 (ベントグラス) |
10a当り 500〜1000ℓ |
春期〜夏期 芝生育期 |
茎葉散布 | ||||
つつじ類 つばき類 |
発根促進 | 10〜20倍 | ー | 挿し木時 | さし穂基部 3時間浸漬 |
レンテミン[液剤]
適応ウイルス
TMV:タバコモザイクウイルス
Tomv:トマトモザイクウイルス
PMMoV:トウガラシマイルドモットルウイルス
CGMMV:スイカ緑斑モザイクウイルス
ORSV:オドントグロッサムリングスポットウイルス
CMV:キュウリモザイクウイルス
ZYMV:ズッキーニ黄斑モザイクウイルス
WHV:カボチャモザイクウイルス
使用上の注意事項
1)強アルカリ性の他剤との混用はさけること。
2)本剤をウイルス病防除に使用する場合は、次のことに注意すること。
(1)本剤はウイルス病の総合防除対策の一手段としてウイルスの感染を防止するために使用するものであり、感染後のウイルスには効果がないので注意すること。
(2)トマト、ミニトマト、ピーマン、とうがらし類、すいか、メロン、たばこに散布して使用する場合は展着剤を加用して、葉の表裏にまきむらのないようにすること。
(3)モザイク病の感染防止を目的にピーマン、とうがらし類、すいか、メロン、きゅうり、シンビジウムにおいて手指・器具の浸漬を行う場合は、株ごとに所定濃度の薬液に手指・器具を浸漬し、濡れた状態で芽かき等の管理作業を行うこと。
(4)たばこに使用する場合は、処理した薬液が乾いた後に移植すること。
また、処理後、移植までの間に散布又は潅水しないこと。
3)本剤をベントグラス又はこうらいしばに使用する場合は、所定濃度に希釈した液を7~10日毎に5回を目安に散布すること。
4)つつじ類、つばき類の発根促進に使用する場合は、所定の濃度液にさし穂の基部2~3cmを3時間浸漬した後、さし木をすること。
5)本剤の使用にあたっては、使用目的・使用量・使用時期・使用方法など誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。